はじめてのアルバイト。子育てから離れて社会へ

アメリカの高額な保育所事情やシッター事情を受け入れ、2年ほどYMCAにお世話になりつつ専業主婦していましたが、子供が3歳になる前くらいについに家を出るきっかけができました。

 

それが、夜と週末のバイト、です。

 

やっぱり家を出たい、少しでもいいから社会に出たい・・・・そう友人に話した時に、「アメリカは、サンクスギビングからクリスマスにかけて短期のバイトがいっぱいあるよ」と教えてもらったのです。

 

求人サイトを見たら、確かにあるある。「Seasonal」というのがいわゆる「期間限定」のようなもので、アメリカではクリスマスプレゼントを含めホリデーシーズンに向けて大勢の国民が買い物をするので、普段の従業員数では間に合わないところが多く、その時期だけヘルプを雇うのです。

 

ということで私が選んだのは、家から近い、車で10分くらいで行けるショッピングモールに入っている大型洋服店の一つでした。

 

履歴書はなし、パーソナリティテストで判断

 

日本のようなひな形履歴書なんて無くて、どれだけのオリジナリティ&クオリティを出せるかが勝負のアメリカの履歴書ですが、私が応募したような大型チェーン店は正直ドラッグや犯罪に手を染めてないのであれば90%の確率で採用されるので、オリジナル履歴書なんて存在せず、ウェブ上での申し込み&穴埋めでした。

 

だけど高確率で存在するのが、パーソナリティテスト
「客が怒り心頭で文句つけてきた場合、あなたはどうしますか?」「同僚が怠けてばかりです。どうしますか?」などの色々な質問があって、自分の答えを選択肢の中から選びますが、これで自分のパーソナリティが勝手に診断され、その会社・仕事に向くか向かないか判断されるのです。

 

 

アメリカ子育て|はじめてのアルバイトSeasonal。

 

だからざっと言うと、ドラッグと犯罪がシロで、パーソナリティテストの結果もそこそこなら、面接がよほど酷くない限りは100%採用です。そのせいか、まあ、私のバイトしてた職場はヘンな人が多かった気が・・・ってか、無責任な人が多かった。
でも、無責任なパーソナリティはアメリカの国民性かも。ステレオタイプになっちゃった(笑)。

 

さてさて、私の場合は、名前や職歴などの穴埋めをして、テストに取り掛かろうというところで子供が昼寝から起きたので、20分ほどかかると書かれていたそのテストは後回しにして、穴埋め履歴書だけセーブした状態にしておきました。

 

そしてそのまま1週間くらい放置していたんですね。もちろんパーソナリティテストを進めないまま。「Apply(申しこむ)」も押さずに。

 

そうしたら、電話がかかってきたんです。そのお店から!!出たら、面接に来て欲しいと。「Apply」押してないのに、どうして?って思ったけど、夫は、「よほど人が欲しいんだね。君はクリーンだから、面接の電話わざわざしてきたってことは、パーソナリティテストやってなくても採用されるよ。」と言っていました。

 

案の定、採用。子供がいるから平日は夕方6時以降じゃないと働けないと言ってもOKでした。後になって分かったのは、平日の昼間ヘルプなんていらないのです。混むのは夕方以降と週末。その時間に働ける人材を期間限定として欲しかったわけですね。

 

子供を出産してから約3年して、ついに出稼ぎ(笑)に出ることになりました〜!

 

外へ出てのアルバイトは気持ちがいい

 

11月上旬から始めて、平日は夕方6時から夜の9時や10時まで、週末は昼間の時間帯も含めて5〜7時間ほど働きました。サンクスギビング翌日のブラックフライデーやクリスマス前は勤務時間も尋常じゃないほど長くて、30代半ばの体にはかなり堪えたけど、でも・・・外に出られるってのは本当に本当に気持ちが良かったです。

 

 

アメリカ子育て|はじめてのアルバイトSeasonal。

 

無責任を始め色んな不思議な性格の人と一緒に働いたし、厄介なお客の相手も数えきれないほどしたけど、それもまあ、いい経験でした。時給もすっごい安かったけど・・・そんなの関係なかったです。

 

我が子は目に入れても痛くない程可愛いし子育ても苦ではないけど、やっぱり私は育児一本ではなく外に出たいタイプなんだろうな〜って身をもって感じました。

 

ほんの短時間の外出だけど、それでもその分子供と一緒にいる時間が楽しくなったし、昼寝も仲良く一緒にするようになったし(夜働くので)、ストレスで夫に当たることも少なくなりました。

 

そんなSeasonalの仕事も、1月に入ると終了となって去る人が徐々に増えてきます。

 

周りの同僚とも仲良くなって、良いマネージャー達にも出会えたので正直寂しい気持ちがあったのですが、仕方ないな・・・。と思っていた矢先、「Seasonalでも、良い人材は残す」という方針を知りました。

 

もちろんこれは、Seasonalの従業員が「残りたい」と希望を出し、それをマネージャーが認めたら、の場合ですが。

 

私の場合はマネージャーが「今までと同じ、平日の夜と週末だけでもいいよ」と言ってくれたので、希望を出し、そのままバイトとして受け入れてもらえたのです。

 

時給は変わらなかったけど。。

 

後々知ったんですが、うちのお店で働いている女性マネージャーや女性従業員は、最初は私のように子育ての最中に夜や週末だけバイトする感覚で始めたそうです。で、そのまま残留(笑)し、お局さんになっているというパターン。

 

ああ〜〜私もそうなっちゃうのかな〜〜・・・マネージャークラスにはなる気はないけど、でもね、すっごくフレキシブルだし、マネージャーの理解力あるし、働きやすい職場だったんですよ。

 

子供がプレスクールに行き始めてからは、平日は夜無しで昼間だけ働かせてもらうことにも成功しました。日本人は素直だしリスペクトだから、上の人からすれば信頼厚い=扱いやすいんですよ(笑)。ま、長いものに巻かれてたって感じでしょうか、私の場合は。

 

ということで、それから3年ほど、部署が変わりパートになりつつも、同じお店で働かせてもらいました。

 

アメリカは職歴がどんなに沢山になってしまっても大丈夫な国です。経験がなんぼ、ですから。

 

だから、Seasonalはちょっとお金稼ぎたい学生さんにもだけど、外に出てみたいという子育て主婦にもいいと思います。